1999年3月9日 MTCIがネット対戦ゲーム事業開始 TGSでクライアント用ソフトを配布 　インターネットプロバイダーのMTCIは3月9日，ズーと米Head Land Digital Mediaによって開発されたインターネット対戦専用のゲームシステム「netWAR」（写真）の日本国内での独占運用事業契約を結び，会員制によるインターネットゲーム事業を開始すると発表した。 「netWAR」は，インターネットに接続された状態でのみ楽しめる戦場を舞台としたアクションゲームシステム。ゲームプレイ時に現れる自分以外のキャラクターは，すべて日本国内のどこからかログインしたほかのプレイヤーで，1マップで同時に約30名が戦えるという。 　プレイヤーは，サーバによるユーザー認証や自分の好みのキャラクター選択後，任意の戦場にログインして，1人の兵士としてほかのプレイヤーと戦うことになる。 　8種類用意されたキャラクターは，それぞれ独自の武器を持っており，プレイヤーの好みや熟練度によって選択が可能だ。ゲーム内には，戦車やアタックヘリなど強力な武器がランダムで投下され，プレイヤーはそれらに早い者勝ちで乗り込んで使用することができる。この奪い合いの要素も楽しそうだよね。 INFORMATION URL: MTCI www.mtci.ne.jp URL: 「netWAR」 www.netwar.ne.jp 　登録されたすべてのプレイヤーの戦績は，データベース上に記録され，リアルタイムでランキングがWeb上に公開されるぞ。 　MTCIでは，このゲームを起動するために必要なクライアントソフトを無料配布。入会金800円，会費800円／月で，このネットゲームに参加できる。契約しているプロバイダーは特に問わないという。「東京ゲームショウ'99春」のMTCIブースでこのCD-ROMを5万枚無料配布するほか，PC雑誌の付録CD-ROMにもバンドルされる予定。 　嬉しいことに3月19日から約1カ月，入会金，会費なしでこのゲームを体験できる「プレ・テストバトル」を行う予定だ（キャラや武器の選択などに制限あり）。4月1日からな課金による本格的な運営を開始する。課金方法は，当初インターネット専用クレジットシステム「acosis」をにて行われ，5月以降はクレジットカードなどによる支払方法の追加を計画している。 [ITmedia]
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