1999年3月11日
ナムコは3月11日,同社においてDreamcast用初タイトルとなる対戦格闘「ソウルキャリバー」を発表した。 Dreamcast用「ソウルキャリバー」は,'98年夏にアーケードで登場した同名タイトルの移植となる。3Dポリゴンで緻密に描かれた10人のキャラクターたちが,剣や棒といった武器を使ったバトルを繰り広げる。 アーケード登場時にも,そのモデリングやライティングなどのレベルの高さにファンが狂喜した。今回発表されたDreamcast版は,そのアーケード版と同じスタッフが開発している。 ……が,単なる移植ではな〜い。 「モーションの計算精度をアーケードより上げて,よりしなやかな動きを実現した」 「ゲームバランスは,アーケード版を遥かに凌ぐ」 と,ナムコの開発陣も胸をはる出来だ。
開発進行率は30%だというが,実機を使ったデモも行われた。キャラクターの「演舞モード」では,この時点でアーケード版を上回ることを実感できたぞ。 さらに,PC用モニタに接続された映像も見ることが出来たが,現時点のコンシューマーゲームでは間違いなくトップクラスの映像。19日からの「東京ゲームショウ'99春」では,10台以上の試遊台が用意されるが,「後一週間,さらにクオリティアップさせる」という。ナムコブース,速攻で行くしかないでしょ。 前作「ソウルエッジ」のプレイステーション版などでも,そのハイクオリティで話題となったオープニングは今回も注力するという。 さらにDreamcast版オリジナル機能や,ナムコの今後のDreamcastの展開などついても一部明らかにされた。こちらの詳細ついては,3月19日発売の「ドリームキャストマガジン」で8ページにわたって大特集を行う予定なので,楽しみに待っててね。 [原 毅彦,ITmedia] (C)NAMCO LTD. |
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