1999年3月18日

音声利用した玩具群とともに

ゲームも充実のおもちゃショー

 日本玩具国際見本市協会の主催による「'99東京おもちゃショー」が,今日(3月18日)開幕した。会場は東京ビッグサイトで,21日まで(一般公開は20日,21日なので注意)。

 会場では,バンダイ,トミー,タカラ,エポックといった玩具大手が大きなブースを構え,派手な演出を行っていたほか,ゲームメーカーもいくつか出展しており,明日からのゲームショウとともに多くの人を集めそうだ。

 バンダイブースの上に浮かぶ大きなヨーヨーの風船や,ツクダブースでのフラフープのデモを見ると,「ああ,オモチャって何年経っても変らなくていいなあ」などと思ってしまう。だが,さまざまなオモチャにハイテク(死語?)が使われるているのを見ると,時代を感じずにはいられない。後述するが,今回「音声」をキーにしたオモチャをいくつも見ることができた。

 こうした最新のオモチャたちに混じって,ゲーム関連の出展を行っていたブースもいくつもあったぞ。

 バンダイグループでは,出足好調の携帯ゲーム機「ワンダースワン」を大々的にアピール。試遊機,展示デモ機を合わせて50台以上のワンダースワンを持ち込んでいたぞ(左写真)。

「GUNPEY」など現在発売中のタイトルはもちろん,発売が迫った新作もデモされていた。今日(明日・19日も)は,関係者のみが入場できる「商談日」だったため,流通関係の人が盛んにゲームボーイなどとの違いを聞いていた。

 同グループのブース内では,「ファイナルファンタジー」や「ポケットモンスター」など,人気ゲームのカードやプチ人形などもたくさん見ることができた。ちなみに話題の「だんご3兄弟」のぬいぐるみは,やはり注目が高かったようだ。

 タカラブースは,リカちゃんや踊るキティちゃん人形などが主役だったが,TVゲームソフトのコーナーも設置(右写真)。

 NINTENDO64やプレイステーション用のタイトルを5本ほど出展していたが,おもちゃショーの目玉ゲームは,4月8日発売のプレイステーション用アドベンチャー「勇者王ガオガイガー」だとか。このタイトルは明日からのゲームショウではイベントのビデオ映像のみで,試遊台の用意されるのはこのオモチャショーのみだという。

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