1999年5月14日
5月13日から3日間,アメリカ・ロサンゼルスのコンベンションセンターにおいて,エレクトロニックエンタティメントの祭典「E3」が開催された。これは初心会とゲームショーを合わせたよりもさらに規模の大きな展示会で,PCゲーム,コンシューマゲーム,電子部品を使ったおもちゃなどなど,世界中から多くのメーカーが新作や人気作などをアピールするため一堂に会するのである。 今回のレポートでは大手PCゲームメーカーの期待の新作を中心に紹介していこう。普段はプレステやドリキャスでしか遊ばないという人も,海外ゲームのスケールの大きさ,その技術の進歩などを感じてもらいたい。 さて,今年で第5回を迎えるE3だが,年を追うごとにますます賑やかになってきている。一般ユーザーにではなく,どちらかというとマスコミや開発会社,販売会社など業界向けのイベントなのだが,どこもかしこもド派手。ブースの飾りなどもかなり迫力があって,特に大手コンシューマ系のブースでは天井にまで届かんばかりの大きな張り子などを多用して,存在感を出していた。 とにかくすごい人出で,人気PCゲームメーカーの大型ブースがあつまったSouth Hallは熱気むんむん。会場では着ぐるみキャラクタやコスプレしたコンパニオンのお姉さんがパンフレットを配り歩き,開発者自らがブースを訪れた人に自社製品について解説する。 そんな喧騒を縫いながら,初日はいくつかの大手メーカーを回ってみた。 [西尾ゆき,ITmedia] |
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