1999年6月28日

秋のTGSで多くの新しい試み

テーマは「スゴイはここから」

 コンピュータエンタテインメントソフトウェア協会(CESA)は6月28日,9月に開催される「東京ゲームショウ '99秋」の概略について発表を行った。

 発表会において,CESA専務理事・渡邊和也氏は,「ゲームショウは,国内外でも有数のビッグイベントとなった。また,海外からの来場者・出展社とも回数を重ねるごとに増加しており,注目が高いことを証明している」と挨拶。今後も新しい試みなど,充実した展示会としていくことを明言した。

 発表会において,CESA専務理事・渡邊和也氏は,「ゲームショウは,国内外でも有数のビッグイベントとなった。また,海外からの来場者・出展社とも回数を重ねるごとに増加しており,注目が高いことを証明している」と挨拶。

「東京ゲームショウ '99秋」は,「Network & Communication」をコンセプトに開催される。これはPCやゲームマシンなどのネットワーク化と情報コミュニケーション化が進行しているためだという。前回までのコンセプトである「EVOLUTION(変革)」の1つの方向性が「Network & Communication」というわけだ。

 そして「東京ゲームショウ '99秋」のテーマは,「Coming Surprise〜スゴイは,ここから」に決定した。「コンピュータエンターテイメントソフト産業の新しい未来を,東京ゲームショウから全世界に向けて発進してくことの意志を表明するもの」(CESA)。

 また,メインビジュアルも完成(写真)。「TOKYO GAME SHOW」を膨大な情報を発信する巨大建造物として象徴的に表現したという。

 会場は前回同様に幕張メッセの1〜8ホールとなるが,新作ゲームソフトを紹介する「一般出展コーナー」を2〜7ホールまで,ゲーム関連グッズを購入するための「物販コーナー」を1ホールとし,エントランスは従来のホール1からホール2に移動となった。これは来場目的別に来場者の導線を区別し,開場直後の混雑緩和を狙ったものだ。

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