1999年8月17日

PCゲームレンタル店経営者

書類送検される

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によれば,福岡県警生活経済課と小倉北署は8月11日,パソコン用ゲームソフトを無許諾でレンタルしていた中古ソフト販売店の経営者を,著作権法違反の疑いで福岡地検小倉支部に書類送検した。

INFORMATION

ACCS
URL: www.accsjp.or.jp

 送検されたのは,福岡市内の中古ソフト販売店「マイコンクラブ パコ」の経営者。同店では入会金2,000円で会員を募り,主にパソコン用ゲームソフトを1泊2日につき定価の15%の料金で無許諾レンタルしていた模様。レンタルは平成8年から開始され,約650人の会員を集めていた。

 ACCSの資料によれば,4月には同店と経営者宅の家宅捜索が行われ,顧客管理用のパソコンや会員証,PC用ゲームやコピーツールなど合わせて約750点が押収されていたという。

 パソコンソフトなどのレンタル店は,現在全国的にほぼ一掃されいる状態。同様の摘発は平成8年1月以来行われていなかった。

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