1999年8月27日

本家任天堂のN64新作は

ビッグタイトルがせいぞろい

「NINTENDO SPACEWORLD '99」会場では,NINTENDO 64用のビッグタイトルがまさに目白押しだった。特に本家任天堂のスペースでは,名作の続編や移植作品群が10台以上の試遊台でプレイできたぞ。

「ドンキーコング64(仮称)」は,完成度50%の状態だというが,コングの滑らかな動きが印象的だった。15台の試遊台が用意され,特設ステージでは,ダンスなどのライブもどき(写真)も行われていたぞ。試遊台には,探検隊風コスチューム(しかも半ズボン)を着たキュートなお姉さまたちが,テストプレイの説明をしてくれる。

 相変わらず「マリオ」も人気。会場には,「スーパーマリオRPG 2(仮称)」「マリオパーティ2(仮称)」がそれぞれ10台ほどの試遊台でプレイできた。

「スーパーマリオRPG 2(仮称)」は,50%の完成度だとパネルで表記されている。説明員によれば,「50%といっても,基本のゲームシステムはほぼこれで落ち着くはず。後はボリュームの拡大などを気合いを入れて進めていく」という。RPGながら簡単なアクション要素も多く,小さい子どもにも楽しめる作品となっている。

 一方のミニゲーム集「マリオパーティ2(仮称)」も60種以上のゲームが用意されているというから,今回もみんなでわいわい長く楽しめそうだぞ。このゲームは,ほかのゲームと比べて,親子で試遊している姿を多く見かけた(右写真)。う〜んアットホーム。

「ゼルダの伝説 外伝(仮称)」も大人気。「外伝」だけに,今までの雰囲気とはちょっと違ったお遊び心というか,ファンキーというかが楽しい。

 プレイヤーがあやつるリンクは,今回いろいろ変身して,異なった特殊能力を使うことができるようになる。今まで正調(?)和製RPGの中で,剣を振っていたリンク君,今回はユニークな一面もたくさん見せてくれるかも。

 糸井重里氏によるRPG「MOTHER3 豚王の最後」も,おそらく初めてプレイアブルな状態で出展されていた。試遊台も10台用意され,実際にフィールドを歩き回ることもできたぞ。フィールドシーンから戦闘シーンの移行もスムーズでした。あ,それから「NINTENDO SPACEWORLD」の試遊版だけのお楽しみもあるらしいので,明日・明後日の会場で確認されたし。

 ほかにも4台のTVモニターで,トロッコシーンなどのムービーもデモビデオ映像で流されており,プレイ待ちのユーザーが食い入るように見ていたぞ。2000年の発売が楽しみだね。

 ほかにも「星のカービィ64(仮称)」そして「エキサイトバイク64(仮称)」などもプレイアブルな状態で出展されていて,プレイ待ちの長い列ができていた。


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