1999年9月8日
現在開催中の「WORLD PC EXPO 99」では,ガソリンスタンドでお馴染みの出光興産もブースを出展していた。ここでは,同社の新規事業として,Windowsゲームを立体化するシステムをデモしていたぞ。 出光の立体映像表示システム「SHADIO」(シャディオ)は,Direct3Dなどに対応したゲームソフトを立体映像で楽しめるシステム。液晶シャッター(よくあるCRTフィルターと同じような形)をディスプレイ前面に取り付け,偏光メガネをかけてプレイする。 従来もPCゲームを立体化するシステムはあったが,この「SHADIO」は,Direct3DのほかにもOpenGLやGlide対応のゲームも利用でき,ちらつきも格段に少ないのが特徴。 3Dアクセラレータから出力された映像は,専用のシンクロナイザーで処理され,これに接続された液晶シャッター(とモニタ)とが連動して立体に見えるという仕組みだ。 このシステムで嬉しいのは,偏光メガネにケーブルがつながって立体化しているわけではないので,複数メガネを用意すればプレイしている人以外も立体映像が見えること。プレイヤーだけ立体に見えても,ギャラリーはブレた画像を見せられるってのは辛いよね。
「SHADIO」は,今回の「WORLD PC EXPO 99」の九十九電機ブースで発売中。価格は4万7,800円。 [SOFTBANK GAMES] |
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