1999年9月9日

新作テンコ盛りのセガブース・その1

マラカスを使った音ゲー登場

 大手メーカーが発表した最新のアーケードゲームを,数多く見ることができた今回の「アミューズメントマシンショー」だが,最もたくさんのタイトルを出していたのがセガ・エンタープライゼスのブース。

 今回,注目の1つがソニックチームが作ったというマラカス(!)を使った音楽ゲーム「サンバ DE アミーゴ」(右下写真)。画面の指示に従って(音楽と連携している),コントローラのマラカスを上下に左右に振りまわすのだ。タイトル通り,音楽もサンバ調でノリノリだぜ! う〜んサンバ!

 今までの音ゲーと違って,手軽にノリでプレイできるのが嬉しい。最後に「キメ」ポーズを要求されるのもたまらないポイントだ。画面に登場するポリゴンで描かれた猿もいい味だしてるぞ。

 NAOMI初の本格通信ゲーム,をウリにした3Dシューティング「アウトトリガー」も8台のきょう体が出展され,対戦もできたぞ。プレイヤーは「対テロ特殊部隊」となり,3Dで描かれた古城などを進んで行く。プレイヤーが操作する隊員の背中から見た画面構成。

 操作も独特で,スティックによる前後左右の平行移動と,アイボール(トラックボール)による視点移動,さらにショット,武器の切り替えなどのボタンで行う。自在に回りを見回せるトラックボールを上手く操作し,物陰に潜む敵を撃て!

 ジープ形体のきょう体がユニークな「ジャンボ!サファリ」も,3台ほど出展されていた。このゲームはプレイヤーがアフリカの動物レンジャーになり,ジープを操作しながらロープやネットで規定時間以内に動物を捕獲するというもの。

 360度広がるアフリカの大地を舞台に,ハンドルで車をドリフトさせながら,レバーでロープを投げて全8種類の動物たちを捕まえろ! 取材に行ったときにプレイしていた人が,鹿のような動物を捕まえ思わずスーツ姿でガッツポーズ。うーん面白そう。

 セガの新作はまだまだあるぞ! 続報を待て。

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