1999年9月28日

より”深く”なった

「三國志」が今冬登場

 コーエーは今冬,Windows用歴史シミュレーション「三國志VII」を発売する。

 同社の看板タイトルでもある「三國志」シリーズは,2〜3世紀の中国を舞台に,プレイヤーが三国時代の群雄となって中国の統一を目指すSLG。'85年12月の第1作発売以来,日本を代表するSLGとして常に人気となっている。

 従来の「三國志」シリーズでは,プレイヤーが君主となり,自勢力をコントロールするシステムだったが,今回の「VII」では,登場する全武将が選択可能となり,その人物を操ることとなる。武将1人1人にプレイヤーが介在することで,さらに,三国時代にのめり込むこと間違いなしだ。

INFORMATION

コーエー
URL: www.koei.co.jp

 武将には,5種類の身分が用意され,その身分によって,実行できるコマンド(行動),情報の選られる範囲などが異なる。君主となって中国統一を目指すもよし,在野となって出世を目指すもまたよし,何回でもじっくりプレイできるのが嬉しい。

 行動コマンドには,内政・軍事・外交といった面に影響を与える「戦略コマンド」,他武将との交流や反乱など武将の生き方を左右する「個人コマンド」が用意される。キミはどう生きるか!?

 戦闘は,作戦画面と戦闘画面の2つに分かれる。戦闘に入る前の作戦画面で,奇襲や正面突破といった作戦と,戦場でしようする水計や罠などの策を選択して闘いに臨むことになる。

 ますますシミュレーションの深さを堪能できることになった,最新の「三國志」。発売を待て! 価格は1万3,800円。


[原 毅彦,SOFTBANK GAMES]

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