日立製作所とSTマイクロエレクトロニクスは,両社が共同開発した「SH-5マイクロプロセッサ」のアーキテクチャを発表した。
「SH-5」は,日立のRISCマイクロプロセッサ「SuperHファミリ」の発展を狙って,STとの協力に基づいて開発された64ビットのRISCマイクロプロセッサ。
「SH-5」は,動作周波数400MHz時に600mWという低消費電力,714MIPSの性能を実現。デジタル家電やカーナビゲーションといった,マルチメディア機器での利用に適したものとなっている。
「SH-5アーキテクチャ」は,2種類の命令セットにより,現在のSH-4(Dreamcastで採用されている)を上回る性能を実現。さらにSH-4と同様の16ビットの命令セットで,SH-4で開発されたソフトウェアと完全互換を実現する。
日立によれば,「SH-5」のサンプル出荷は2000年後半を計画しているという。
詳細は日立製作所のリリースページを参照のこと。
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