CSK総合研究所(CRI)は10月15日,Dreamcast用フライトシミュレーション「エアロダンシングF」を2000年春に発売すると発表した。
「エアロダンシングF」は,人気の「エアロダンシング」シリーズの第3弾に当たり,「DC初のリアルリアル・ドッグファイト・シミュレーションゲーム」(CRI)となる。
「FIGHTER PILOT MISSION」モードでは,プレイヤーはパイロット候補生として,離着陸や旋回などの基礎的訓練から,編隊飛行や射撃,ミサイル回避など高度なテクニックに至るまでレベルアップしながら飛行訓練を経験しつつ,戦闘機パイロットを目指す。
このモードで培ったフライトテクニックを駆使して,タイムとスコアを競う「TACTICAL CHALLENGE」モードも用意されている。ここでは標的射撃やドッグファイトなど,さまざまな競技科目がラインアップされているというから,これは楽しみだぞっ!
さらに画面分割により1対1の対戦が可能な「MULTI PLAY」モードも用意されている。燃えるぜ!
ほかにも,任意のステージと機体で自由に飛行可能な「FREE FLIGHT」モードや,機体や航空用語の解説が参照可能な「HANGAR」モード,さらには基本的な操縦方法を学習できる「TRAINING」モードなど,多彩なゲームモードもあるぞ。
「エアロダンシングF」には,前作「エアロダンシングfeaturing Blue Impulse」でもおなじみのT-4やT-2,F-15シリーズに加え,新機体T-3やF-104Jも登場。これら航空自衛隊の機体のほか,F-16やF-14,F/A-18などの海外で配備されている機体による飛行や戦闘も可能なことも嬉しい。
グラフィックもさらに進化。特に,ミサイル排気煙や水蒸気,水柱や衝撃波など,ジェット機特有のエフェクトは注目だぞ!
さらに,このタイトルではリアルなドッグファイトを再現するために,航空力学に基づいて,各機体の性能や操作性,ミサイルや機銃の挙動を極めてリアルにシミュレート。ミサイルの種類や積載数も機体ごとに異なり,燃料にも限りがある。また,ミサイル発射後や燃料消費による機体の軽量化が飛行性能に与える影響もすべて再現しているという「こだわり」の一作なのだ。
「こだわり」といえば,ゲーム中の訓練過程や戦闘中の機動などをよりリアルなものにするため,「アグレッサー」と呼ばれる,航空自衛隊 飛行教導隊のエリートパイロットへのヒアリングを実施したほか,前作に引き続き,元・航空自衛隊パイロット藤原信博氏を総監修に迎え,シミュレーション部分の強化を図られているという。
来春は再び大空を駆け巡ろう。
[SOFTBANK GAMES]
(C)1999,2000 CRI
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