セガ・エンタープライゼスと伊藤忠商事は,セガの人気ゲーム「ソニック」シリーズのファッション関連商品を対象とする独占使用権,および独占製造権に関する契約を締結したと発表した。
本日(10月22日)伊藤忠商事東京本社で行われた発表会には,セガの入交昭一郎代表取締役社長,伊藤忠商事の加藤誠取締役代表専務らが出席。
「ソニックファッションプロジェクト」と名付けられた今回の計画は,これまでのゲーム関連商品にありがちだったキャラクターが単にプリントされただけの商品を開発するのではなく,「ソニック」のキャラクターを商品企画に生かし,「スピード&クール」をテーマにしたストリートスタイルを提案するという。
今回の契約で,伊藤忠商事はマスターライセンシーとなり,国内の有力メーカーとサブライセンス契約を締結。2000年春夏ものからファッションビジネスを展開する。
カジュアルウェア,帽子などのさまざまなアイテムを展開し,全国のカジュアル専門店・ショッピングモールを中心に,ジョイポリスなどのセガのアミューズメントスポットでも販売される予定だ。
また2000年冬以降には,セガのインターネットショッピングサービス「ドリームキャストダイレクト」での販売も計画されている。
サブライセンシーとしては,既にライカが契約を結んでおり商品を開発。現在,セガのアミューズメントスポットの一部店舗で試験販売も行われている。ほかにも4社程度が契約内定となっており,2000年春夏ものから他メーカーも商品をリリースして行く見込み。
両社では,売り上げ目標として3年後の小売上代換算300億円を計画している。
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