カノープスは11月初旬,グラフィックアクセラレータボード「SPECTRA 7400」(写真)を発売する。
「SPECTRA 7400」は,世界で初めてジオメトリエンジン内蔵グラフィックチップ「GeForce 256」を搭載。トランスフォーム,ライティング,トライアングルセットアップ,レンダリングの4つのエンジンと,4つ並列したのピクセルエンジンを1チップに搭載した4×4テクノロジーにより,よりリアルなイメージ表現を実現している。 これにより,DirectX7対応の新世代アプリケーションやOpenGL対応アプリケーションを余裕で描画するという。
また,動圧流体軸受けタイプのパナソニック製冷却ファンを標準搭載している。高い冷却性能に加え,低振動,低騒音設計のハイスペックな冷却ファンの採用で,長時間連続でPCを駆使するゲーマーにも嬉しい仕様となっている。
前述のGeForce 256とこの冷却ファンの間には,熱伝導率が高く境界面の接合性に優れた高品質なシリコングリスを使用していることも要チェックだ。
ほかにも,映像信号のクオリティを保つため,GeForce 256のビデオDACから出力されたアナログ信号を基板内のノイズから分離するなど,さまざまな技術が導入されている。
価格はオープンプライス。
[SOFTBANK GAMES]
|