コナミは,子会社であるコナミアミューズメントオペレーションを通じて,10月よりインターネットオークション専用ホームページ「コナミアーケードネット」を立ち上げ,アミューズメント施設向け業務用機器の中古機オークションを開始した。
これまでの中古機市場は一部のディストリビューターの仲介により成り立っていたが,オペレーターは新製品を購入した後に余って出てくる中古機をタイムリーに売買することができなかった。
コナミは,インターネットでの中古機流通市場を形成することにより“必要なところに必要な機種をリアルタイムで流通できる”環境を実現し,業務用アミューズメント業界の活性化を図るという。
また,オペレーターは必要な中古機をリアルタイムで購入し,低コストで仕入れることが出来るようになり,アミューズメント施設の機器構成が変わり,新商品の購買意欲増大にも繋がるとしている。
「コナミアーケードネット」は専業のオペレーターを会員とし,会員のみ閲覧可能の完全会員制ホームページで,会員にはインターネット端末1000台を無償貸与している。
コナミは,今後「コナミアーケードネット」で商品の受発注,オペレーター向けの広告媒体などのサービスを予定しており,来年早々には海外オペレーターとネット接続をし,全世界を視野に入れた展開を行う予定だという。
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