本日(11月12日),銀座・博品館劇場において,タカラの「リカちゃん」を素材にしたミュージカル(主催:タカラ/博品館劇場)の発表会が行われた。
ご存知「リカちゃん」(写真)は,'67年の発売以来,3世代に渡って累計4450万体を売り上げた着せ替え人形。たくさんのバリエーションがあるほか,家族やお友達などもラインアップされている。最近では,手で温めると髪の毛の色がカラフルに変る「キャンディカラーチェンジ」バージョンも人気だという。
今回発表されたミュージカルは,12月24日〜2000年1月6日まで博品館劇場で行われるもので(12月27日・12月31日〜1月2日は休演日),1月8日にはかめありリオホールでも開催される。「リカちゃん」32年の歴史の中で,実際の役者がこのキャラクターを演じるのは初めて。
主役の「リカちゃん」は,オーディションで1154名の中から選ばれた桂 亜沙美さん(15歳)が担当。外見をはじめとするイメージや,声までも「リカちゃん」ぴったりで,発表会に集まったマスコミも絶賛していたぞ。
脚本・演出を担当する三ツ矢雄二氏は,「今までもアニメ作品などのミュージカルを手掛けてきたが,今回はストーリーが完全にオリジナルになるので気合いが入る。国民的なアイドルということで緊張もある」と話した。気になる内容は「目指せ 学園コメディ」(三ツ矢氏)とのこと。音楽は佐橋俊彦氏が担当する。
ほかに出演は,横山智佐さん,樋口智恵子さん,かかずゆみさん,木村亜希子さん,鈴木真仁さんら,豪華メンバー。発表会に出席した出演者のみなさんは「子どものころからいつもリカちゃんと一緒でした」と口をそろえ,自ら「リカちゃん」に登場するキャラクターを演じることを喜んでいたぞ。「リカちゃん」のボーイフレンドのイサム君は,瀧澤陽氏が抜擢された。
「ミュージカル リカちゃん」の前売りは,明日(11月13日)から,博品館1Fやチケットぴあなどで発売される。5,500円。
家族そろってミュージカルに出かけ,「お母さんが子どものころもね……」と,親子でお話するクリスマスやお正月もいいのでは?
[原 毅彦,SOFTBANK GAMES]
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