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» 2001年11月09日 00時00分 UPDATE

Windows Messengerをルータ経由で利用したい

[今藤弘一,ITmedia]

 WindowsXPにはコミュニケーションツールとして,「MSN Messenger」から発展した「Windows Messenger」が用意されている。Windows Messengerには,複数のユーザーで同時に図や文字を書けるホワイトボード機能や,アプリケーションの共有といった機能があるので,利用している人も多いだろう。

 ただし,ダイヤルアップルータやブロードバンドルータ経由で,複数台のマシンからインターネット接続を行っている場合,IPマスカレード機能などでポートをちゃんと変換しないと,メッセージのやりとりはできても,ファイル転送などの機能が利用できない。Windows Messengerが利用しているのは以下のポートだ。設定方法はルータごとにまちまちなので割愛するが,変換テーブルに以下のポートを設定しておけば,ルータ経由でもファイル転送やホワイトボードの利用が可能だ。

 ただしWindows Messengerでファイルなどをやりとりする場合,利用しているルータがユニバーサルプラグ&プレイ(UPnP)に対応していないと,プロトコルの問題から完全には機能が利用できないので注意しよう。

機能 ポート番号
ファイル転送 6891(6891から6900までのポートを開放すると,10のファイル転送を同時に処理できる)
アプリケーションと
ホワイトボードの共有
1503
リモートアシスタンス 3389

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