液晶パネルには同社のAdvanced Super View液晶を採用し、480pに対応する。インタフェースはコンポーネントビデオ、S端子、コンポジット。ラインアップは15インチ、20インチの2タイプと、いずれもパーソナルサイズだ。
「Musical Slideshow」。メモリカード上の写真を読み込み、音楽とともにスライドショウ
メッセージボード。写真は15インチモデルだ
こうした動きは、決してシャープだけのものではない。ソニーが出展したニューコンセプトのロケーションフリーテレビも同様の機能を持っている。今年のCESは、Microsoftの「Media Center Extender」など、ネットワークメディアプレーヤーの機能を持つセットトップボックスが非常に多く見られるが、「ならばテレビにその機能を盛り込んでしまえ」と考えるのは自然の流れだ。
同社のリアルタイムOS「VxWORKS」は、組み込み用途としてしられるが、2年前にコンシューマーエレクトロニクス製品向けの開発キット「WIND RIVER PLATFORM FOR CONSUMER DEVICES」をリリースして以来、急速に家電への採用が増えている。例えば、ソニーの「WEGA」や東芝「RD」シリーズなどで採用実績がある。
さらに同社は、Philipsと協力してネットワークメディアプレーヤーに必要な機能セットを盛り込んだデジタルテレビ向けのリファレンスモデルをCESの会場で披露。既に日本企業を含む複数のベンダーと商談の場を持っているという。「このプラットフォームを使えば、家電メーカーは開発期間を短縮し、市場の動きに合わせてタイミング良く製品を投入できる。MicrosoftのMedia Center Extenderも良いソリューションだが、まだPC周辺機器の域を出ていない」(同氏)。