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松下、3CCD型では世界最小のDVカメラ

» 2004年01月13日 16時52分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は1月13日、DVカメラ「デジカム」シリーズ新製品2機種を発表した。オープン価格で、実売予想価格は3CCD搭載の「NV-GS200K」が13万円前後、「NV-GS120K」が11万円前後、1CCD型の「NV-GS55K」が9万円前後。

photo NV-GS200K。上と左下はシルバー、右下はブラックモデル

 「200K」と「120K」は、3CCDを搭載したDVカメラとしては世界最小だという。サイズは70(幅)×75(高さ)×126(奥行き)ミリで、重さは「200K」が約470グラム、「120K」が約450グラム(本体のみ)。

photo NV-GS120K。上と左下はシルバー、右下はホワイトモデル

 それぞれ1/6インチCCD×3を搭載した。動画撮影時の有効画素数は「200K」が44万画素、「120K」が29万画素。静止画は独自の「4倍密度画素配列技術」により「200K」で232万画素、「120K」で123万画素記録が可能。

 両モデルとも、レンズはライカディコマーレンズ10倍ズーム。高画質映像処理回路「クリスタルエンジン」を搭載し、色鮮やかで高精細な画像が再現できるという。

 それぞれ2.5インチ液晶ディスプレイを装備する。輝度が約2倍になる「パワーLCDボタン」を装備し、晴れた屋外でも見やすくなったという。ディスプレイ部が120度まで開く「ワイドオープン液晶モニター」を採用した。絵文字を利用したモードダイヤルや十字キーを装備し、簡単に操作できるようにした。

 連続撮影時間は「200K」が約2時間10分、「120K」が約2時間5分(液晶ディスプレイON時)。SDメモリーカードスロット備え、静止画やMPEG-4動画を保存できる。動画撮影中でもSDカードに静止画を記録できる「フォトショットボタン」を装備した。

 カラーは「200K」がシルバーとブラック、「120K」がシルバーとホワイト。

photo NV-GS55K。上と左下はシルバー、下の中はブルー、右はレッドモデル

 「55K」は1CCD型のコンパクトモデルで、サイズは63(幅)×78(高さ)×99(奥行き)ミリ、重さは約370グラム(本体のみ)。従来モデル「50K」と比べて体積で約8%、重さで約15%小型軽量化した。

 1/6インチ有効34万画素CCDを搭載した。レンズは10倍ズーム。「200K」「120K」と同様、ワイドオープン液晶モニターや絵文字を使ったモードダイヤル、十字キー、パワーLCDボタンを採用した。

 SDメモリーカードスロットやフォトショットボタンも装備した。カラーはシルバー、ブルー、レッドの3種類。

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