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ソニー、8センチDVD-R/RW採用のメガピクセルDVDカム

» 2004年02月19日 15時28分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングは2月19日、記録メディアに8センチDVD-RW/DVD-Rディスクを採用したDVDカム「DVDハンディカムシリーズ」2モデルを3月20日に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は107万画素CCDを搭載した「DVR-DVD201」が13万円前後、68万画素CCD機「DVR-DVD101」が11万円前後。

photo DVR-DVD201(左上)とDVR-DVD101

 同日発売予定の8センチDVD-R/RWメディア(1.4Gバイト)に、Videoモードで映像を記録できる。DVD-RWにはVRモードでの記録も可能で、本体でチャプター削除・並び替えなどの簡易編集が行える。チャプターは1回の撮影の映像を1チャプターとして記録し、再生時はサムネイル表示する。

 全記録モードでVBRを採用し、動きの速いシーンでも画質を落とさずに撮影できるという。録画時間はそれぞれ、HQモード(約9Mbps)で約20分、SPモード(約6Mbps)で約30分、LPモード(約3Mbps)で約60分。

 「201」は1/5インチCCDを搭載し、有効画素数は動画時69万画素、静止画時100万画素。「101」は1/6インチCCDを備え、動画、静止画とも有効34万画素。それぞれ、カール・ツァイス製10倍ズーム「バリオテッサー」レンズを搭載した。デジタルズームは最大120倍。2.5インチ液晶ディスプレイを搭載する。

 「201」には独自の高画質化技術「メガピクセルエンジン」を採用した。CCDからの映像信号を高精細に変換できるという。CCDの情報を処理する前にノイズを低減させる「オリジナルデータNR」や、白飛びを低減する「14ビットDXP」などによりS/N比も改善した。

 付属バッテリー利用時の連続撮影時間は「201」が55分、「101」が65分。本体サイズはそれぞれ50.5(幅)×88(高さ)×136(奥行き)ミリで、重さは「201」が約500グラム、「101」が約490グラム。

 同時発売の8センチDVD-R「DMR30」とDVD-RW「DMW30」の実売予想価格はDVD-Rが800円前後、DVD-RWが1200円前後。

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