ITmedia NEWS >

シャープ、HD録画対応レコーダー「DV-HRD2」のソフトアップグレード

» 2004年03月01日 18時29分 公開
[ITmedia]

 シャープは、デジタル放送対応ハイブリッドレコーダー「DV-HRD2」の衛星ダウンロードサービスを利用したソフトアップグレードを3月1日から実施する。変更内容は、不具合の修正と機能の追加だ。

 DV-HRD2は、地上/BS/110度CSデジタルハイビジョンチューナーを内蔵したHDD&DVD-R/RWレコーダー。160GバイトのHDDに約13時間のハイビジョン映像を録画できるほか、SD相当にダウンコンバートしてDVDメディアに保存することも可能だ(関連記事)。

photo DV-HRD2(左)とDV-HRD20。DV-HRD20は3月15日発売予定だ

 今回のバージョンアップ内容は、主に3点。まず、本体前面のDV入力端子に後面のi.Link(TS)端子と同様のi.Link(TS)入出力機能を追加する。これにより、前面・背面どちらのi.Link端子からでもデジタル放送番組をD-VHSなどに出力(ムーブ)して保存可能になる。また、ステレオ音声のデジタル放送を受信した時や、その番組をHD/SD録画し再生した際、“アナログ音声出力がモノラル音声となる”不具合を改善。さらにプログレッシブ再生時の映像位置を適正化する修正が含まれている。

 衛星ダウンロードは、BSデジタル放送衛星で受信したバージョンアッププログラムを自動的に適用するというもの。手順は下記の通り。

 ダウンロード設定を「する」にしたうえで、3月1日以降にBSデジタル放送を受信できる状態で10分以上電源を入れておく。すると、バージョンアップのお知らせが届き、本機のお知らせランプが点灯。その後、約5時間電源を切っておけば自動的にバージョンアップが行われる仕組みだ。ダウンロードの時間になると、自動的に電源が入り最新のソフトウェアの受信が開始される。

 ソフトウェアのバージョンを確認するときは、スタートメニュー画面から「各種設定」→「管理設定」の「システム動作テスト」を選択。ここで表示されるバージョン番号が「304021902」になっていればアップデート完了だ。なお、3月15日発売予定の上位モデル「DV-HRD20」は、発売時点で今回のバージョンアップ内容を反映しているため、アップデート作業は必要ない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.