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あらゆる空間に自然に溶け込む〜FORIS.TV in House vol.2ハンズオン(1/3 ページ)

» 2004年03月08日 00時00分 公開
[相澤裕介,ITmedia]

画・音・美を追求

 まず最初に、もう一度概略をおさらいしておく。FORIS.TV「SC23XA1」は23V型ワイドのDVDプレイヤー内蔵液晶テレビである。液晶下部には大口径10cmのスピーカーを2基搭載。EIZO V.S. Technologyによる「ナチュラルな高画質」と「臨場感ある高音質」が実現されている。さらに目を引くのは、そのスタイリングだ。“フォリスブルー”で統一されたデザインは、和洋を問わずあらゆる空間に自然と溶け込んでいく。今回も前回同様に、魅力をさまざまなシチュエーションごとに紹介していきたいと思う。

FORIS.TV「SC23XA1」

 なお、今回撮影に使用したのは、リビング、ダイニング、キッチンのほか、複数の和洋室、ガレージを備えた戸建て住宅で、間取りは以下のようになる。各部屋にFORIS.TV「SC23XA1」を設置し、空間とのマッチング、テレビ・DVDプレイヤーとしての使いやすさを検証してみた。また、FORIS.TV「SC23XA1」にはフォリスブルー/シルバー/ブラックの3色のカラーバリエーションが用意されているが、今回はキー・カラーであるフォリスブルーを使用して撮影を行っている。

リビングでの魅力は主張しすぎない存在感

 まずは、テレビが必須となるリビングに設置してみた。撮影で使用した住宅のリビングは約20畳と少し広めのリビングだ。このクラスのリビングでは、23V型ワイドの液晶では少々物足りないのが普通。しかし、FORIS.TV「SC23XA1」は“背後に壁を背負わなくてもよい”デザインに仕上がっているため、自由な位置に設置できる。つまり、くつろぎの場所となるソファから、大きすぎず、小さすぎないサイズで画面を眺めることが可能となる。

リビング:リビングでは、ソファの高さに合わせて『ソファービュー』や『チェアビュー』にスタンドを調整するのが一般的。好きな位置に設置し、画面を最適なサイズで見られるのも魅力

 同様の環境を、“背後に壁を背負う”他のテレビで再現するには40〜60型クラスの画面が必要となる。この場合も最適なサイズで画面を眺められるが、リビングの景観が損なわれてしまう可能性は高い。というのも、大画面のテレビは存在感が強すぎる傾向があり、リビングの主役をテレビに奪われてしまうからだ。その結果、まとまりのある空間を生み出せないケースも多い。これはテレビを購入し、リビングに設置した後で気付く“意外な盲点”である。

 大型テレビを設置できるだけの空間があるからといって、それが必ずしも最適な選択になるとは限らない。むしろ、シンプルでコンパクトな液晶テレビのほうが空間にマッチするケースは多い。

 オブジェとしても通用するフォルムを持つFORIS.TV「SC23XA1」は、何度も述べているように設置する場所を選ばない。それが、たとえ部屋の中央であったとしても不恰好なレイアウトにならない。上の写真は、これを端的に物語っている写真といえるだろう。

ダイニング&キッチンにも最適なスタイリング

 続いては、リビング&ダイニングに設置してみた。ここでも生活の主役は“食”であり“テレビ”ではない。シンプリー・コンプリートがコンセプトのFORIS.TV「SC23XA1」は、狭い空間でもコンパクトかつ無理なくテレビを設置できる。また、上下20cmの範囲で高さを無段階調節できるため、椅子に腰掛けた状態でも自然な姿勢で映像を楽しむことが可能だ。

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提供:株式会社 ナナオ
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2004年12月31日