ノーテルネットワークスは、中・大企業向けのレイヤー2/3スイッチ「Passport 8300 Ethernet Switch」の国内販売を開始する。エッジ向けの製品で、シャシータイプで電源やスイッチファブリックの冗長性を確保できるのが特徴。10/100 BASEモジュールについてはPoE(Power over Ethernet / IEEE802.3af)対応のモジュールもラインアップされている。
PoEについては、802.3af対応のIP電話端末や無線LANアクセスポイント、ウェブカメラなどに対し、ポートあたり最大15.4wの電源が供給可能。あらかじめ設定しておくことで、電源供給について3段階の優先制御もおこなえる(重要なIP電話機へは供給力低下時にも優先して電力を回す、といったことが可能)。
QoSについては、8段のハードウェアキューを搭載。Diff Servマーキング、ポリシー設定、シェーピングにも対応している。
L3スイッチングは現時点ではスタティックルーティングに対応しており、今秋のソフトウェアのアップデートで、OSPFやRIPなどの動的ルーティングやマルチキャストにも対応する予定。
Passport 8300用モジュールは以下のとおり。
8393SF
Switch Fabric with 8SFP GBIC Uplinks
スイッチング能力160Gbps
アップリンクとしてSFP GBIC8ポート
8348TX
48ポートの10/100 Base TX(RJ45)
8348TX-PWR
PoE対応、48ポートの10/100 Base TX(RJ45)
8324GT
24ポートの10/100/1000 Base TX
なお、48ポート版の10/100/1000Base TXモジュールも予定されている。
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