京都で3月17日から18日にかけて開催された、「ケータイ国際フォーラム」会場で、東芝は「Advanced Digital Media Server」(ADMS)を参考出展していた。ADMSは、HDコンテンツを保存可能なホームサーバ。有線/無線でクライアントにコンテンツを配信できる。
ADMSは、2004年1月の「CES」会場でも展示されていたが(記事参照)、国内での展示はこれが初めて。スペックの詳細や発売時期、価格などは未定という。
会場では、デモ用のSTBを用意してADMSとイーサネットケーブルで接続し、TVに映像を出力していた。「ADMSをリビングに、STBを寝室に設置するイメージ」(説明員)。ADMSの中には、映像コンテンツや、画像コンテンツが用意されていたが、ユーザーインタフェースは開発中だという。
会場ではまた、IEEE 802.11a準拠の無線LANを利用し、複数台のノートPCにSD品質の映像をマルチストリーミング伝送していた。
ポイントは、コンテンツの著作権保護技術「DTCP」(Digital Transmission Content Protection→記事参照)に対応していること。デモでは、DTCP対応クライアントと、DTCP非対応クライアントを用意して、コンテンツがDTCP対応機でしか再生されない様子を示していた。
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