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IGDA東京、「ゲームテクノロジー研究会」を発足

» 2004年03月29日 18時06分 公開
[RBB Today]
RBB Today

 国際ゲーム開発者協会東京支部(IGDA東京)は、テーマを絞ったグループ組織として「ゲームテクノロジー研究会(SIG-GT)」を発足、活動を開始した。

 SIG-GTのコアメンバーは、白井暁彦氏(NHK-ES)、馬場哲治氏(ナムコ)、松原健二氏(コーエー)。ゲーム開発者と大学研究者によって構成されるこのSIG-GTでは、ゲーム分野を発展させるための基盤技術や新しいコンピュータ技術についてのチュートリアルや技術紹介、議論の場として活動を行っていく。

 活動としては、以下のような内容について月に1度、2時間程度の研究会を開催する予定。

  • ゲームに応用可能な基礎技術に関するチュートリアル(UMLなど)
  • 最新技術動向の紹介とフリーディスカッション(物理エンジンなど)
  • 新しい基盤技術に関する議論(3Dエンジン、ネットワークなど)

 このSIG-GTの第1回研究会が、4月10日に都内で開催される。

■IGDA日本 ゲームテクノロジー研究会 第1回 研究会

日時:2004年1月10日(土) 13:00〜16:00

場所:財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAj)会議室

参加費:500円(当日支払い)

定員:40名

内容:

  • 講演「ゲームと実時間物理シミュレーション技術」

 長谷川晶一氏(東京工業大学)

  • 講演「ゲーム開発業の未来を支える産学連携」

 白井暁彦氏(NHK-ES)

  • ディスカッション

 申し込みは電子メールで、具体的な内容についてはIGDA東京の公式サイトを確認していただきたい。

 なお、IGDA東京は2004年4月1日よりIGDA日本に名称を変更する。