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ソニー、「スゴ録」エントリー機とVHS一体型の新モデル

» 2004年04月01日 21時13分 公開
[ITmedia]

 ソニーは4月1日、「スゴ録」シリーズの新製品「RDR-HX6」とVHS一体型DVDレコーダー「RDR-VD60」を発表した。どちらも4月21日発売予定で、価格はオープンプライス。店頭では、ともに7万円前後で販売される見込みだ。

photo HDD容量が80Gバイトの「RDR-HX6」

 RDR-HX6は、80GバイトのHDDを搭載したエントリーモデルだ。HDD容量以外は上位機の「RDR-HX10/8」と変わらず、DVD-R/-RW/+RWの3メディア対応、「G-Guide」によるEPG、キーワード検索をベースにした自動録画機能「おまかせ・まる録」、最大15Mbpsのビットレートで録画する「HQ+」モードといった機能を備えている。

 ただし、HDD容量が少なくなったことに伴い、録画時間は減った。各録画モードの最大録画時間は、「HQ+」の場合で約10時間、「HQ」で約16時間、「HSP」で約25時間、「SP」で約33時間、「LP」で約51時間、「EP」で約68時間、「SLP」で約101時間。

TV録画を強化したVHS一体型

photo 久しぶりのVHS一体型モデル「RDR-VD60」

 一方の「RDR-VD60」は、生産終了した「RDR-VD6」の後継機種となる。主な強化ポイントは“TV録画機能”だ。従来は1つだった地上アナログチューナーが2つになり、他社製品と同様、VHSとDVDで2番組を同時に録画できるようになった。

 また、新たにBSアナログチューナーも搭載し、DVD部に限られるものの、BSアナログ放送も録画可能。ただし、RDR-VD6にあったi-Link端子(DV入出力)は省略されている。

 そのほかの機能は、基本的にRDR-VD6を踏襲した。DVDはDVD-R/-RWをサポートし、FINE/SP/LP/EPの基本4段階を含む計32段階のマニュアル録画モードを備える。ダビングは、VHS-DVD双方向で可能。TBC(タイムベースコレクタ)と「ダビングノイズリダクション」でノイズを抑える。録画予約は、画面に表示されるチャンネルと時刻表を見ながら、録画開始時刻と終了時刻を15分単位で設定するタイプだ。EPGは搭載していない。

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