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アイリバー、デジカメ搭載の多機能プレーヤー「iFP-1090 Prism Eye」

» 2004年04月28日 16時40分 公開
[ITmedia]

 アイリバー・ジャパンは、デジカメ機能を搭載した携帯デジタルオーディオプレーヤー「iFP-1090 Prism Eye(プリズム・アイ)」を発表、5月下旬から発売する。

 同社サイト「iriver e・Store」を含むオンラインショップ専用モデルとなっており、価格はオープンプライス。iriver e・storeでの価格は29,800円。

 本体サイズは、91.1(縦)×34(横)×31.3(奥行き)ミリ。重量は約63グラム。潜望鏡のような引き出し式のカメラ(30万画素 CMOSセンサー)を備える。

photo 引き出し式のカメラを備えた「iFP-1090 Prism Eye」

 CMOSセンサーは低照度補強型が使われており、暗いところでも鮮やかな撮影が可能。デジタル3倍ズームのほか、室内/室外/自動という3種類の撮影モードを備え、色調選択も可能。液晶は同社製品としては初めてというカラー液晶(バックライト付き1.2インチ)で、撮影した画像の確認にも利用できる。

 256Mバイトのメモリを搭載しており、JPEG形式で最大約800枚(640×480ピクセル)の画像データと、約60曲(MP3/128kbps 1曲あたり4分で計算)の音楽データを収納できる。公開予定のファームウェアを使用することによって、USBストレージとして使用することも可能になる。

 対応フォーマットはMP3/WMA/OGG/ASFの4種類。専用のリチウムイオン充電池を使用し、最大約35時間の音楽再生が可能(128Kbps MP3、ボリューム20、EQ Normal)。Xtreme EQやXtreme3Dといった、同社製品に搭載されているサウンドシステムはそのままに、ヘッドフォン出力が約50%向上している。

 パソコンとのインタフェースはUSB1.1で、このほか、FMチューナー、内蔵マイクを使ったボイスレコーディングといった機能を搭載している。ボイスレコーディング機能には、音を関知して自動的に録音を開始するSAD(Sound Activity Detector)などの機能も備えている。

 なお、パッケージにはUSBケービルやアームバンド、キャリーケースのほか、ドイツ SENNHEISER(ゼンハイザー)製のインナーイヤー型イヤホン「MX400」が付属する。

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