ITmedia NEWS >

実はパソコンにもつながる、FOMAの“何でもアダプタ”LifeStyle Weekly Access Top10

» 2004年05月14日 20時31分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 先週は1位、2位に輸入音楽CDの新しい規制に関する記事が並んだ。掲載が12日と13日だったことを考えあわせると、いかにこの問題が注目を集めたかが分かるだろう。連載はもう少し続くので、期待してほしい。

 さて、輸入CDの問題にページビューが集まることは編集部でも予想はしていたが、逆に予想外(といってはメーカーに失礼だが)に読んでもらえたのが「FOMAビジュアルコントローラ」のレビューだ。テレビ視聴もさることながら、簡単かつ低コストなホームセキュリティ手段として捉えた人も多いのではないだろうか。

 レビューでは割愛させてもらったが、ビジュアルコントローラは、背面のUSBポートを使ってWindowsパソコンと接続することもできる。折角なので簡単に触れておきたい。

 パソコンとの接続設定には、「CDC」「HID」と呼ばれる2つのモードがあり、このうちCDCモードでは「ハイパーターミナル」などのTelnetソフトを使ってパソコンからビジュアルコントローラの設定を行える。ただ、基本的な部分はすべて本体のテンキーとテレビ画面で設定できるため、通常用途では使う機会は少ないと思う。

 一方の「HIDモード」は、FOMA端末をキーボードとしてパソコンを遠隔操作できる。テレビ電話通信中のFOMAを、パソコンがキーボードとして認識し、アルファベットと英数字、一部の記号、ファンクションキー、そして「Enter」「Ctrl」「Alt」などの制御キーを入力することができるという。自宅にサーバを管理する人などは、結構便利に使えるのではないだろうか? 対応OSは、Windows 2000/XPだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.