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ライブドアのMP3変換サービスで著作権者の許諾必要に

» 2004年05月25日 17時05分 公開
[ITmedia]

 ライブドアはこのほど、5月12日から一時中止していた「livedoor エンコーダー」(関連記事参照)の受注を再開した。ユーザーから預かった音楽CDをMP3データに変換し、CD-Rなどに保存して返送するサービスで、再開に伴い、利用の前にユーザーがCDの著作権者から許諾を受けねばならなくなった。

 サービス申し込み画面に、データの権利者から許諾を受けていることを確認するチェックボックスが追加された。「音楽CDのファイル変換を第3者が行なうためには、権利者の承諾が必要なため追加した」(同社)。同社は主な権利者として日本レコード協会、日本音楽著作権協会(JASRAC)、日本芸能実演家団体協議会の電話番号を案内し、ユーザー自身で許諾を得るよう促している。

 権利者の承諾チェック以外の利用法は従来と同じ。申し込み後にMP3化したい音楽CDを送付すれば、全楽曲を同社がMP3ファイル化してCD-R、DVD-R、外付けHDD、MP3プレーヤーのうちユーザーが指定した媒体に保存し、CDと一緒に返送する。返却は同社がCDを受け取った1−2週間後。

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