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USBで動画転送できるDVカメラ、ビクターが世界初

» 2004年05月28日 13時17分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは5月27日、USB端子からDV動画をPCに転送できる「USBビデオクラス」に対応したDVカメラ「ベビームービースクエア GR-DZ7」を6月下旬に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は11万3000円前後(税込み)。

手にフィットするという「パームデザイン」を採用

 Windows XPを搭載したPCにUSB 2.0端子経由でDV映像を転送できる。同社によると、USBビデオクラスに対応した家庭用DVカメラは世界初。IEEE1394端子を装備していないノートPCなどでも、高速なUSB2.0を利用してDV映像の取り込みが行える。Windows用映像編集ソフト「ImageMixer 2.0」を同梱。

 総画素数212万画素の1/3.6インチCCDを搭載した。有効画素数は動画時123万画素、静止画時200万画素。ゆがみが少なく解像度が高いという新開発の10倍ズームレンズを搭載し、画面周辺までピントの合った高コントラストな映像を撮影できるという。静止画は、動きのある被写体でもぶれずに撮影できるという「プログレッシブフレーム静止画記録方式」を採用した。

 高画質化エンジン「メガブリッド」を新搭載。低ノイズで自然な色を再現できるという動画用回路と、高精細で高解像度な静止画を撮影できるという静止画用回路を備える。また、3次元デジタルノイズリダクション機能や、暗い場所での撮影時にフラッシュを自動発光する機能などを装備した。

 液晶ディスプレイのサイズは2.5インチ。反射を抑え、晴れた屋外でも見やすいという「クリアブライト液晶モニター」を採用した。SDメモリーカードスロットを備え、メモリカードにMPEG-4映像や静止画を記録できる。

 インタフェースはIEEE 1394、USB 2.0、S/AV/編集端子など。付属バッテリーでの連続撮影時間は、液晶ディスプレイ使用時で約1時間。サイズは62(幅)×101(高さ)×115(奥行き)ミリで、重さは約650グラム。

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