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4カ国語を操るアンドロイドが「愛・地球博」にお目見え?

» 2004年06月04日 12時25分 公開
[ITmedia]

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこのほど、今年度の「次世代ロボット実用化プロジェクト」の委託先を決定した。愛知県で来年3月25日から開かれる「愛・地球博」で、各研究成果の運用・デモンストレーションが行われる。

 実用的なロボットの開発を支援する「実用システム化推進事業」に選ばれたのは、アドバンスト・メディアとココロの「4カ国語を操る人間に酷似したアンドロイド受付」、アイシン精機と富士通の「自律走行機能を持つ次世代インテリジェント車いす」、NECの「チャイルドケアロボット」など8件。総額約12億円が助成される。

 ロボット技術の新アイデアを発掘し、プロトタイプの開発を推進する「プロトタイプ開発支援事業」には、筑波大学のロボットスーツ「HAL」や、早稲田大学の2足ヒューマノイド、日立製作所の使い走りロボットの研究など63件が選ばれており、助成金総額は約15億円。

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