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MSとST、Windows Media 9対応の家電用新チップを共同開発

» 2004年06月09日 08時14分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftと半導体メーカーSTMicroelectronicsが6月8日提携を発表、セットトップボックスやDVDプレーヤーといった家電製品でWindows Media 9 Seriesをサポートしてもらうための新型統合回路部品を共同で開発、メーカー向けに提供していく計画を明らかにした。

 この新チップはWindows Media Audio 9、Windows Media Audio 9 Professional、Windows Media Video 9(VC-9を含む)などのオーディオ/ビデオ技術をサポート。セットトップボックスやDVDプレーヤー、デジタルビデオレコーダー(DVR)、携帯型メディアセンター、ホームネットワーキング機器などへの採用を働きかける。

 この部品を使うことで、Windows Media 9 Seriesの圧縮技術を活用して衛星放送やCATV、IPセットトップボックス経由で高品質のコンテンツを直接リビングルームに届けることが可能になるとMicrosoftは説明している。

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