3位 今度は“W録”、東芝がダブルチューナー搭載の新RDシリーズを発表
4位 3000円で“ご機嫌バスタイム”、ビクターの「SP-AW300」
5位 1万円アップで“かゆい所に手が届く”お風呂テレビ「XF-1000」
6位 著作権法改正案、“修正”ならず――文部科学委員会で原案通り可決
8位 90グラム以下でVGAが撮れるビデオカメラ「MobiDV-H10」
9位 最新映画で活躍する3DCG――ただし、素材は「ガンダム」
10位 12万円の2足歩行ロボットキット プロポの近藤科学から
オリンピックの開幕を2カ月後に控え、DVDレコーダーの新製品ラッシュが続いている。今週は東芝の発表もあり、ますます市場は賑やかになりそうだ。
それにしても、DVDレコーダーの進歩は早い。ちょっと前まで“世界一”だった製品も、後から登場したものにあっさりと抜かれてしまう。
たとえばHDD容量。ちょっと前まではNEC「AX-300」の300Gバイトが最大容量だったが、新規参入の日立製作所が400Gバイトの「MS-DS400」を発表して記録を更新。まけじと東芝も320Gバイトの「RD-XS53」を投入する予定だ(ソニー「コクーン」はハイブリッド型ではないので省かせていただく)。
250Gバイト以上の容量を持つ製品も急激に増えた。これなら「アテネまる録り」も夢ではない。
メーカー | 機種 | HDD容量 | 最長録画時間 |
---|---|---|---|
松下電器産業 | E-95H | 250Gバイト | 約443時間 |
東芝 | RD-XS53 | 320Gバイト | 約570時間 |
東芝 | RD-XS43 | 250Gバイト | 約445時間 |
パイオニア | DVR-620H-S | 250Gバイト | 約433時間 |
日本ビクター | DR-MH50 | 250Gバイト | 約473時間 |
日立製作所 | MS-DS400 | 400Gバイト | 約360時間 |
日立製作所 | MS-DS250 | 250Gバイト | 約220時間 |
三菱電機 | DVR-HE700 | 250Gバイト | 約318時間 |
NEC | AX-300 | 300Gバイト | 約423時間 |
ソニー | RDR-HX10 | 250Gバイト | 約325時間 |
表を見ていると、HDD内に録画できる「最長録画時間」が容量を上回るペースで延びていることもわかるだろう。その秘密は、各社が採用した、新しい“長時間モード”だ。昨年なら1.4-1.6Mbps程度だったビットレートの最低ラインを1.0-1.3Mbpsにまで引き下げ、そのぶん録画時間を延ばすことに各社とも力を入れている。
もちろん、情報量が少なくなるから画質的には不利だし、繰り返し録画できるHDDで“最長録画時間”を重視する必要もないような気もするが、ここは録画モードの選択肢が増えたことを素直に歓迎しておこう。数字が大きいとスゴイような気もするし……
ついでなので、オリンピックにちなんで同容量(250Gバイト)のモデルに順位を付けてみた。
金 | 日本ビクター | DR-MH50 | 約473時間 |
---|---|---|---|
銀 | 東芝 | RD-XS43 | 約445時間 |
銅 | 松下 | E-95H | 約443時間 |
うーむ。「世界最長」をうたっていた松下は、いつの間にか銅メダルになってしまった。ボブ・サップもぴっくりだ。
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