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イラク人虐待事件などが注目を集めた5月〜グーグルの検索キーワードから

» 2004年06月15日 17時09分 公開
[ITmedia]

 グーグルが5月度の検索キーワード統計「Zeitgeist(ザイトガイスト:“時代精神”と訳される)」を発表した。

 これによると、日本での人気キーワード1位は「地図」。その後「冬のソナタ」が2位となり、「天気予報」、「小倉優子」、「上戸彩」が続いた。「冬のソナタ」は先月4位からの上昇となり、さらに検索人気が高まった形となる。

 また、時事関連キーワードの上位5つは、「イラク」、「三菱自動車」、「柳楽優弥」、「イラク人虐待」、「年金」だった。

 同月のアメリカでは、ニュース検索ページ「Google News」において、イラク関連ニュースへの注目が高く、一般的な「iraq」というキーワードのほか、イラク武装組織に人質として殺害されたアメリカ人「nick berg」や、アメリカ兵によるイラク人虐待写真で問題となっている女性兵士「lynndie england」を検索したユーザーが目立ったという。

 日本においても、イラク人虐待事件などが起きた5月半ばには、イラク人虐待写真を掲載した媒体の「new yorker」や「wasington post」、被害者「nick berg」が人気キーワードの上位にランクインしたとのこと。

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