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シャープ、地デジ録画+400GBモデルなどハイブリッドレコーダー新製品

» 2004年06月21日 16時31分 公開
[ITmedia]

 シャープは6月21日、ハイブリッドレコーダー新製品として、地上/BS/110度CSデジタルチューナー&大容量HDD搭載の「DV-HRD200」、EPG&高速ダビング機能搭載の「DV-HR450」/「DV-HR400」の計3機種を発表した。価格はオープン。実売予想価格(発売時期)は、DV-HRD200が21万円前後(7月30日)、DV-HR450が9万円前後(8月6日)、DV-HR400が7万5000円前後(8月27日)になる見込み。

photo ハイブリッドレコーダー「DV-HRD200」

 DV-HRD200は、地上/BS/110度CSデジタルの3つのデジタル放送対応チューナーを搭載し、内蔵HDDにハイビジョン映像を録画できるデジタルハイビジョンレコーダーの新製品。業界最大クラスの400GBハードディスクを搭載し、最大約34時間のハイビジョン録画を可能にした(スタンダード放送は最大約102時間)。

 HDDに記録したハイビジョン番組の編集(チャプター単位/部分消去)や、D-VHSビデオデッキなどiLINK対応機器へのダビング(コピーワンス番組はムーブ)が行える。また、D-VHSビデオデッキからHDDへのダビングにも対応。録り貯めしたD-VHSテープの番組をHDD上で編集することができる。

 ドライブはDVD-RW/-Rの録画・再生のほかに、DVD+RW/+Rメディアの再生に対応。HDD内の録画映像をDVDに保存できる(ハイビジョン映像は通常放送画質にダウンコンバートして保存)。録画モードは高画質(XP)/標準(SP)/2倍(LP)/3倍(EP)の基本4段階を含む全32段階から選択可能で、EPモード時には400GバイトのHDDに最大約390時間(DVD-RW/-Rには最大約6時間)の録画が行える。タイムシフトや追っかけ再生機能を装備した。

 インタフェースは映像入力がアナログ/S端子/DV端子(iLINK兼用)が各2系統、音声入力がアナログ2系統、映像出力がアナログ/S端子/D端子(D1〜D4)が各1系統、音声出力はアナログ2系統/デジタル(光)1系統。サイズは430(幅)×260(奥行)×78(高さ)ミリ、重さ約5.2キロ。

EPG&高速ダビング機能搭載の「DV-HR450」/「DV-HR400」

 HDD+DVDレコーダー「DV-HR450」/「DV-HR400」は、HR450が160Gバイト、HR400が80GバイトのHDDを搭載。48倍速の高速ダビングに対応し、HDDの1時間番組をDVD-RW(Ver1.1/2xかVer1.2/4x準拠品)/DVD-Rディスク(Ver2.0/4xかVer2.0/8x準拠品)へ約75秒でダビングできるという。

photo EPG&高速ダビング機能搭載の「DV-HR450」(上)/「DV-HR400」(下)
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 5種類のメディア(DVD-RW/-R/+RW/+R/RAM)が再生可能なスーパーマルチドライブを採用。メディア規格が違う他社製品で録画したDVDメディア(DVD-RAM以外はビデオフォーマットで録画しファイナライズされたもの)を観ることができる。

 インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG)のEPG(電子番組表)サービスに対応。画面上のテレビ番組表に表示された最大8日分の放送予定番組から録画予約が行える。「ジャンル検索」や「キーワード検索」にも対応。

 動きの速い/遅いなど映像の内容に応じてシーンごとにビットレートを変えるVBR(可変ビットレート)記録に対応。三次元デジタルノイズリダクション(DV-HR450のみ)、「ブロックノイズリダクション」、「モスキートノイズリダクション」など高画質化回路を搭載した。

 インタフェースは映像入力がアナログ/S端子各3系統、DV端子(DV-HR450)が1系統、音声入力がアナログ3系統、映像出力がアナログ/S端子各2系統、D端子(D1/2)1系統、音声出力がアナログ2系統/デジタル(光)1系統。サイズは430(幅)×323(奥行)×59(高さ)ミリ、重さ約4.9キロ。

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