ITmedia NEWS >

GWと大型キャンペーンで映画サイトの利用者が増加〜5月のインターネット利用動向調査

» 2004年06月22日 04時02分 公開
[ITmedia]

 ネットレイティングスは、5月のインターネット利用動向調査を発表した。これによるとゴールデンウィーク期間中の上映時間の検索や座席予約サービスの利用で、「ワーナーマイカル」が73.9%(前月54.2%)、TOHOシネマズが49.3%(23.0%)とシネコンのWebサイトへのアクセスが増えた。また、話題作の大型キャンペーンを展開した映画配給会社のサイトもアクセスを伸ばし、「デイ・アフター・トゥモロー」の「20世紀フォックス」が55.5%(前月22.5%)、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の「ワーナーブラザーズ」が49.3%(26.2%)とそれぞれユーザーを集めた。

 また、ヤフージャパンとのタイアップ企画だった「世界の中心で、愛をさけぶ」のキャンペーンサイトは、126万人を集め、単一の映画コンテンツとしては記録的な数字となった。特に女性と若年層が多く、10代以下が40%近くを占めていた。

 同社では、以前からロードショー映画の予告編はブロードバンドコンテンツとして人気があったが、最近は話題作公開時にポータルサイトと提携するなど、プロモーションが大型化する傾向が見られ、映画公開の数カ月後にはDVDが発売されるなど、映画情報へのニーズは高まるとみている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.