加湿器「FH-109」は、従来、床の隅などに追いやられがちだった加湿器のデザインを一新し、テーブルの上に置いてもインテリアとマッチする製品として開発。安全で衛生的な気化式を採用し、加湿フィルターとアロマフィルターのダブルフィルターを装備。デザイン性に優れ、水の残量をチェックできる透明タンクを採用した。
ボディーカラーはブラック/ホワイト/レッドの3色を用意。実売予想価格は1万円後半〜2万円前後で、9月の発売を予定している。
amadanaブランド新製品の発売時期や実売予想価格は以下の通り。
商品 | 型番 | 色 | 発売時期 | 実売予想価格 |
---|---|---|---|---|
デスクトップオーティオ | AD-103 | Black/White/Red | 2004年9月 | 4万〜5万円前後 |
電子計算機 | LC-104 | Black/White/Brown | 2004年9月 | 5000円前後 |
マッサージチェア | CM-105 | 6色 | 2004年 冬 | 未定 |
シュレッダー | DS-106 | Black/White | 2004年9月 | 1万円後半〜2万円前後 |
ファクシミリ | FF-107 | Black/White | 2005年 春 | 未定 |
コードレス電話機 | PT-108 | Black/White | 2005年 春 | 未定 |
コードレス電話機子機 | PT-S8 | Black/White | 2005年 春 | 未定 |
加湿器 | FH-109 | Black/White/Red | 2004年9月 | 1万円後半〜2万円前後 |
amadanaは同社が企画・設計までを行い、生産は外部メーカーに委託するファブレス方式で家電製品を開発。生産はすべて国内の家電メーカーの協力のもとに行っており、品質面での信頼性は高いという。
「生活するうえでまず購入するのが家電製品。その質を向上させていくことで、日本人の生活自体をより豊かなものにしていきたい。“amadana”は和語で、江戸の漆問屋界隈の呼称。海外から評価の高い日本の漆製品のようなプロダクトを目指すという意味で名づけた。家電製品はもともと日本を代表するプロダクトだったが、今は低価格化の波に飲まれてしまっている。それをもう一度「カデン(Kaden)」として世界で発信していきたい」(同社)
欧州のエレクトロニクス製品のようにライフサイクルの長い製品を目指しており、3年間はモデルチェンジをせず、修理サポートも発売後15年間行うという長期保証を掲げている。
今回の新製品はリビングで使用する家電製品が中心となっているが、今後はamadanaブランドのバリエーションを拡大していく構え。
「総合家電メーカーとして、来年以降はキッチンまわりの家電製品にも着手。冷蔵庫や電子レンジといった白モノ家電でamadanaらしい製品を開発していく。10人いたら10人全員にアピールする商品を作るのではなく、たとえ2人でもすごくほしいといってくれるユーザー向けの製品を展開していきたい」(同社)
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