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VoD対応のSTB、松下が参考出展ケーブルテレビ2004

» 2004年06月24日 07時01分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は、東京ビッグサイトで開催中の「ケーブルテレビ2004」でビデオ・オン・デマンド(VoD)クライアントソフトを搭載したセットトップボックス(STB)を参考出展している。

photo ハードウェアは、今年3月にリリースした「TZ-DCH500」と同じ。ただし、ROMの交換が必要になるため、既存の製品をアップグレードすることは難しいという

 VoDサービスは、トップメニューから番組を選択して課金処理を行うと、設定された時間内に何度でも視聴できる仕組み。番組の視聴中は、ビデオデッキなどと同様に「早送り」「巻き戻し」「一時停止」「再生」といった操作も可能だ。デモンストレーションでは、コンカレント日本のVoDサーバと連携し、東洋コミュニケーションズ提供のグルメ番組を配信していた。

photo タンシチューの作り方。大事な部分を見逃しても「巻き戻し」できる

 なお、TZ-DCH500とコンカレント日本のサーバは、J-COMのVoDトライアルにも採用されている。ユーザーインタフェースなどの“作り込み”が異なるものの、基本的には同一の機能が利用できる模様だ。

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