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フュージョンと電力系通信事業者が相互接続開始。無料通話の範囲が全国に拡大

» 2004年06月30日 17時43分 公開
[記事提供:RBB TODAY]
RBB Today

 フュージョン・コミュニケーションズとパワードコムの電話事業の統合は、両社だけでなく、すべての電力系通信事業者がフュージョン・コミュニケーションズのIP電話網を介して相互接続されるようになった。

 これにより、各電力系通信事業者、フュージョン・コミュニケーションズ提携ISP、CATV事業者のIP電話サービスの無料通話の適用範囲は一気に全国に広がることになる。

 フュージョン・コミュニケーションズとパワードコムの電話事業の統合は、すでに発表されていた通り7月1日に実施、この日をもってフュージョン・コミュニケーションズの「FUSION IP-Phone」とパワードコムの「POINT Phone」「POINT Phone select」(7月1日からはDTIが提供)の相互接続が開始される。また、パワードコムとすでに相互接続を開始しているエネルギアコム以外の電力系通信事業者各社とも相互接続を行うことになった。

 タイムスケジュールは、7月1日よりフュージョン・コミュニケーションズとパワードコムの電話事業の統合、中旬に東北インテリジェント通信、中部テレコミュニケーション、ケイ・オプティコム、STNet、九州通信ネットワークの5社と相互接続する。また、北海道総合通信網、北陸通信ネットワーク、沖縄通信ネットワークともIP電話サービスの提供を検討中とのこと。これら3社は、まだIP電話サービスを提供していない。