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DVDレコーダー、所有はまだ2割だが、7割が「欲しい」──GfK Japan調査

» 2004年07月12日 20時03分 公開
[ITmedia]

 GfK Japanは、DVDレコーダーの消費者意識調査を行い、その結果を発表した。5月28日から6月8日にかけて関東・近畿・中部在住のgooリサーチコンシューマーモニター登録者に対しアンケートを実施、有効回答数27873のうち、性別・年代を基準に6000の調査データを抽出し行った。

 これによると、DVDの所有率は20.5%で、VTRの所有率83.5%とまだ開きはあるが、回答者の70.3%がDVDレコーダーを欲しいと思っており、半年以内に購入したいと答えた人も7.2%に上る。

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 なお、半年以内に購入したいユーザーの購入のタイミングは、「2004年夏のボーナス」が31.0%、「冬のボーナス」が23.5%。話題の「アテネ五輪」は18.4%で、特に「男性」および「VTR非所有者」において購入予定が多い傾向が見られた。

 また、所有・購入意向メーカーについては、所有メーカーでは「松下電器」が最も多く25.7%、次いでソニーの20.8%。購入意向では「ソニー」(30.8%)と「松下電器」(28.1%)の順位が逆転するが、この2メーカーの人気が高い。

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 属性をみると、男性では「松下電器」、女性では「ソニー」を挙げる回答が多く、特に20代でソニーの所有率および購入意向が高い。また、松下電器は所有率が30代以上で高く、年齢も上がるほど購入意向が多くなる傾向にあるという。また、購入意向メーカーに「松下電器」は購入のタイミングに「アテネ五輪」「地上波デジタルテレビ放送領域拡大」を挙げたユーザーの購入意向が高く、「アテネ五輪」「地上波デジタル放送」を訴求した同社のCM効果が確認できる結果となった。

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