大阪に“ITマンション”誕生 玄関監視から買い物までリモート端末ひとつで

[ITmedia]

　三洋ホームズと三洋電機は、各戸に装備したタッチパネル式端末「スクリオ」で、宅内の機器を操作したり、地域情報を得ることができるマンションシステム「WITH for SCREO」を、大阪府守口市の11階建てマンション「サンメゾン守口ミンスターコート」で8月28日から本稼動する。同マンションはすでに分譲済み。

　スクリオに回覧板やアンケートなどが配信されるほか、地元の店舗や公共機関などの情報や、鉄道、バスの時刻表などを閲覧できる。駐車場の監視カメラ映像の確認や、訪問者の確認、ドアの開錠も行える。

　近所のコンビニともネットワークがつながっており、スクリオから商品を購入して宅配してもらえる。クリーニングの集配申し込みも可能だ。

　戸締まりや消灯の確認や、防犯機能の設定がスクリオから行えるオプションも選べる。照明器具の操作は携帯電話からも可能だ。スクリオで電子番組表を見ながらTVやビデオの操作が行えるオプションも用意した。