マランツ、5万円を切る7ch AVアンプなど

[ITmedia]

　日本マランツは、エントリーレベルの価格ながら130ワット×7chのパワーアンプを搭載するAVアンプ「PS4500」を9月に発売する。「ドルビープロロジックIIx」や「DTS96/24」などの最新サラウンドフォーマットをサポートし、希望小売価格は4万7250円（税込み）。

「PS4500」

　シーラスロジックのDSP「CS49400」を搭載し、各種サラウンドフォーマットをサポート。ドルビーデジタル/EX、DTS/DTS-ES/DTS Neo:6はもちろん、ドルビープロロジックIIxやDTS96/24といった最新サラウンドフォーマットに対応している。BS/地上デジタル放送のAAC信号に対してもドルビープロロジックIIx処理を行い、7.1ch再生が可能だ。また、初期設定時にスピーカーの本数や部屋のサイズを入力するだけでセットアップが行える「シンプルセットアップ機能」も搭載した。

　映像入力は、コンポジット×4系統、S端子×2系統とコンポーネント入力×2系統を装備。出力はコンポジット2系統、S端子×1系統とモニター出力（コンポーネント、コンポジット/S端子）を持つ。一方の音声入力は、デジタル4系統（光×2、同軸×2系統）とアナログ7系統。SACDやDVD Audioのアナログマルチチャンネル入力にも対応した。音声出力はデジタル2系統（光、同軸）とアナログ4系統。7.1chプリアウト端子も用意し、将来的にパワーアンプを使用したアップグレードも可能だ。

　本体サイズは440（幅）×387.5（奥行き）×162.3（高さ）ミリ。重量は12キロ。プリプログラムシステムリモコンが付属する。

VRモードで記録したDVD-RWも再生可能なDVDプレーヤー

DVDプレーヤー「DV4500」

　また同社は、CD-R/-RWに記録されたMP3、WMA、JPEGなどの再生も可能なプログレッシブ対応DVDプレーヤー「DV4500」も発表した。価格は3万9900円で9月に発売する予定だ。

　DVDレコーダーなどでビデオモード録画したDVD-R/DVD-RWの再生にくわえ、VRモードで記録したDVD-RWも再生可能だ。映像出力はD1/D2×1系統とコンポジット/S端子×1系統。音声出力はアナログ1系統とデジタル2系統（光、同軸）。

　本体サイズは440（幅）×75（高さ）×211（奥行き）ミリ。重量は2.1キロ。