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米国のブロードバンド接続、2年半で3倍増

» 2004年09月10日 08時20分 公開
[ITmedia]

 米連邦通信委員会(FCC)が9月9日発表したブロードバンド普及状況に関する報告書によると、米国の高速インターネット接続サービス回線数は2001年6月から昨年12月にかけて3倍に増加した。

 報告書によると、上り・下りの少なくともいずれかで200Kbps以上の接続を提供している高速回線の数は、2001年6月の960万回線から昨年12月には2820万回線へとほぼ3倍増。上り・下りとも200Kbps以上の接続サービスへの加入件数は、同じ時期に590万回線から2030万回線に増加した。

 上り・下りとも200Kbps以上の高速接続プロバイダーの内訳は、昨年12月現在でCATVが75.3%、ADSLが14.9%、その他が9.8%。2001年6月の時点ではCATVが56%、ADSLが16.8%だった。

 FCCのマイケル・パウェル委員長は「この報告書は、われわれがデジタル移住の角を曲がったことを示すものだ。われわれの報告書では、家庭で高速接続を利用している消費者は4800万人に上り、1年前から60%増えている」との談話を発表している。

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