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ビクター、THX Ultra2準拠の7.1chアンプ

» 2004年09月13日 16時36分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは、ルーカスフィルムが提唱する劇場用音響・映像の最高規格「THX Ultra 2」に準拠した7.1ch AVアンプ「AX-V5500」を11月上旬に発売する。21万円(税込み)。

 各チャンネルのクオリティ均一化とチャンネル間セパレーション向上のため、完全ディスクリート化することで定格出力は150ワット×7ch(6オーム)と、ハイパワーながらひずみが少なく高音質な音声を再生できるという。

 Dolby Pro Logic IIx、THX SURROUND EX、Dolby Digital EX、DTS-ES、DTS NEO:6、THX SURROUND EX、DTS96/24、MPEG2-AACなど各種デコーダーを搭載している。

 米Texas Instruments製64ビットDSP「Aureus」を搭載した。デジタル化による音質変化を抑える「Extended K2プロセシング」や、圧縮デジタル信号の音質を改善する「CCコンバーター」をフロントとセンターチャンネルに搭載した。

 映像入力端子はコンポジット、S2を各5、コンポーネント、D5を各2、音声入力端子は光デジタル×4、同軸デジタル×3、アナログ2ch×10、アナログ7.1ch×1を装備した。映像出力端子はコンポジット、S2を各2搭載したほか、モニター出力としてコンポジット、S2映像、コンポーネント、D5各1を搭載。音声出力端子は光デジタル×1、アナログ2ch×4、アナログ7.1ch×1を搭載する。

 サイズは445(幅)×177(高さ)×475(奥行き)ミリで、重さは25キロ。

SX-L77

 また、トールボーイスピーカー「SX-L77」も12月上旬に発売する。1本29万9250円(税込み)。

 3ウエイ3スピーカーのバスレフ式。メインウーファーとボトムウーファーを独立したキャビネットに収め、それぞれのチューニング周波数をずらす「スタガード・バスレフ方式」を採用。低音域を明瞭に再現するという。

 両ウーファーに、独自の「ダイナミックバランスド・オブリコーン方式」を採用した18センチ径ユニットを搭載した。音質阻害要因を低減させ、豊かで躍動感をある低音を再現できるとしている。

 25ミリ径の「オブリハードドームツィーター」を採用した。透明で自然な超高域再生が可能だという。

 最大入力は180ワット、定格入力は45ワット(6オーム)。再生周波数帯域は28−70KHz、出力音圧レベルは89デシベル。サイズは253(幅)×1077(高さ)×387(奥行き)ミリで、重さは38キロ。

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