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自動音場補正システムが進化 パイオニア、AVアンプ「VSA-AX5Ai-N」

» 2004年09月15日 23時59分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは9月15日、同社フラッグシップモデルの高音質技術を搭載したAVアンプ中級機「VSA-AX5Ai-N」を10月上旬から発売すると発表した。価格は23万1000円。

photo フラッグシップの高音質技術を搭載したAVアンプ中級機「VSA-AX5Ai-N」

 新製品は、昨年10月に発表したAVアンプ最上位モデル「VSA-AX10Ai-N」に採用された自動音場補正システム「オートMCACC」を進化させた「Advanced MCACC(Multi-Channel Acoustic Calibration System)」を搭載。

 Advanced MCACCは、周波数特性の補正時に従来の2次元(周波数と音量レベル)に「時間」という調整軸を加えた3次元方式の補正を採用。視聴環境による残響音に左右されない、直接音を中心とした音場補正が可能になったという。すべてのパラメーターがマニュアル設定可能なほか、PCと接続(RS-232C経由)することで測定結果を3次元グラフィックスで表示できる。

 DVDオーディオやSACDなどのマルチチャンネル・デジタル音声をオリジナルのクオリティのまま再生できる「iLinkデジタル伝送」を採用。

 パワー素子には発熱によるパワーロスが少なく高効率で信号を増幅する「A.d.E.MOS FET」を全7チャンネルに採用。サラウンドデコーダーは、ドルビーデジタル/ドルビーデジタルEX/ドルビープロロジック/ドルビープロロジックIIx、DTS/DTS-ES/DTS Neo:6/DTS 96/24、MPEG-2 AACに対応。

 本体サイズは420(幅)×464(奥行き)×188(高さ)ミリ。重さは、21.2キロ。

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