再生したいコンテンツが保存されているPCにはサーバソフトである「AVeL Link Server」をインストールして利用するが、これとは別に「AVeL Link Advanced Server」も付属する。旧モデルではWMV、XVDといった本来は再生非対応のファイルをPC側でMPEGにリアルタイムエンコードし、「AVeL LinkPlayer」で再生可能とする重要な役目を果していた。
新モデルではWMV対応となり「AVeL Link Advanced Server」の役目が1つ減ったことになるが、PCでテレビ録画を行っている人には見逃せない機能がある。MPEGファイルの再生では再生停止位置を記憶しており、次回の再生時に続きから再生できるのだ。録画PCで、再生はリビングでといった場合にもDVDレコーダーと代わらぬ使い勝手が実現できる。
「AVeL Link Advanced Server」は1画面に最大13タイトルを表示でき、長いファイル名も折り返して表示、「前」「次」キーでのページスクロールはもちろん、上下キーで連続スクロールも可能と、標準の「AVeL Link Server」より操作性でも勝る面がある。
「AVeL Link Advanced Server」の方が一覧はシンプルで情報量重視
HDブラウザモードを利用すると1画面で23タイトルも一覧できる。D端子接続の大画面テレビでは有効だろう。なお「AVeL Link Server」では、HDブラウザモードでも一覧は1画面9タイトル
ではなぜ2つもサーバソフトを提供しているのだろうか?。「AVeL Link Advanced Server」は動画、静止画、音楽でそれぞれ1つずつしかフォルダを管理できないが、「AVeL Link Server」はウオッチフォルダを利用することで複数のフォルダを管理でき、機能的に一長一短といえるからだ。この2つのサーバソフトは共存も可能で、「AVeL Link Advanced Server」は機能的に必要なPCにのみインストールすれば良い。
また今回は検証に間に合わなかったが、「AVeL Link Advanced Server 1.5」へのバージョンアップで、同社のテレビチューナーユニット「GV-MVP/RZ」「GV-MVP/RX」と連携し、AVeL LinkPlayer側でEPGを利用した録画予約も可能になる予定だ。PCで録画、リビングで再生というスタイルがますます便利になりそうな機能であり、大いに期待できる。なお同社によると、Advanced Server 1.5は製品にCD-ROMを同梱して出荷できるよう、調整中だという。
内蔵無線LAN接続の実用性は?
Windows Media Video対応とともに新モデルの大きな特徴となっているのが無線LANの内蔵だ。最大54Mbps、実効で最大20Mbps程度のスループットが期待できるIEEE 802.11gと、最大11MbpsのIEEE 802.11bに対応し、スマートに無線LAN接続が可能だ。