デノンは、同社スピーカーシステムの最上位製品「77XG」シリーズ4製品を11月上旬に発売する。2chピュアオーディオ再生に主眼を置いて開発し、マルチチャンネルにバランスよく対応できる拡張性も備えた。
ラインアップと価格は以下の通り。
製品名 | 価格(税込み) |
---|---|
SC-T77XG(トールボーイ) | 12万6000円 |
SC-C77XG(センター) | 8万4000円 |
SC-A77XG(ブックシェルフ) | 6万3000円 |
DSW-77XG(スーパーウーハー) | 10万5000円 |
キャビネットには弦楽器のようなラウンドフォルムを採用。強度を高めるとともに、音を濁らせる定材波と音の反射の影響を低減して音質を高める。硬質の光沢塗膜で表面を覆い、スピードも向上させた。
トールボーイ、センターは3ウェイ4スピーカー、ブックシェルフは3ウェイ3スピーカー。それぞれ16.5センチウーハーと2.5センチソフトドーム型ツイーター、リーフ型スーパーツイーターを搭載した。
スーパーツイーターは200KHzまで再生でき、SACDやDVD-Audioに余裕で対応可能。ウーハーはグラスファイバーコーンを採用した上、これを2個搭載しエッジを逆向きに装着することで低域の再生レンジ拡大と高調波歪みを打ち消し合う「P.P.D.D.」(Push-Pull Dual Drive)により、パワフルな低音再生も可能になっている。
スーパーウーハーは最大出力400ワットのアンプと20センチユニットを2個搭載した。
マルチチャンネル時にスイートスポットを広く確保できるよう、広域で均一な指向特性となるクロスオーバーネットワークを開発。設定が容易な上、多人数でも各人がマルチチャンネル音場を楽しめるという。
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