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ネットユーザーの株取引は「オンライントレード」が6割

» 2004年09月24日 19時09分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は9月24日、株取引に関する意識調査の結果を発表した。

 同調査では、とくにオンライントレードの利用意向などについて質問を行った。調査対象は、現在株取引(自社株は除く)をしている25歳以上のインターネットユーザー300名。

 「現在行っている株取引」(複数回答可)は、「単位株」が7割半ば、「投資信託」が3割強、「ミニ株」が2割強だった。年齢別で見た場合、39歳以下は「ミニ株」が3割となり、「投資信託」を4ポイント上回ったという。

 「現在の株取引の方法」(複数回答可)をたずねたところ、「オンライントレード」が6割、「証券会社窓口」が4割強で、年代が上がるほど「窓口」の利用が増える傾向を示した。

 オンライントレードを利用している人は、その8割半ばが「パソコン」で取引を行っており、「パソコンと携帯電話」と回答したのは1割半ばだった。

 オンライントレードで取引している証券会社(複数回答可)は、1位が「Eトレード」(3割強)で、以下、「野村」「大和」「マネックス」「松井」と続いた。

 オンライントレード取引の有無にかかわらず、「株取引に関しての情報入手先」をたずねたところ(複数回答可)、6割の人が「パソコンでのインターネット」と答え1位となった。次いで、「新聞一般紙」が6割弱、「証券会社」が4割半ば、「四季報」が4割弱、「ビジネス誌」が3割強。年代別で見ると、50歳以上だけで1位に「新聞一般紙」が選ばれた。

 「今後、どのような方法でもっとも株取引をしたいか?」という質問では、「オンライントレード」と答えた人が7割半ばで、その理由(自由回答)には「手軽。手数料が安い」「自宅で好きな時間でできる」などが挙げられた。一方、「証券会社窓口」と答えたのは2割弱で、「担当者がいて安心できるから」などの理由だった。

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