カシオ計算機とエクソンモービル、ジェーシービー(JCB)は、サービスステーションの給油機にかざすだけで代金をクレジット決済できる腕時計「Gショック GWS-900」を共同で開発したと発表した。カシオのオンラインショップ「e-casio」で10月3日から予約を受け付け、10月22日に発売する。2万7300円(税込み)。
ID認証機能を備えた非接触ICチップを内蔵した。エクソンモービルのクレジット決済システム「スピードパス」とJCBカードに入会すれば、対応給油ポンプのリーダー部分に時計をかざすだけでキャッシュレス給油が可能だ。対応ポンプは全国のエッソ、モービル、ゼネラルのセルフサービスステーション「エクスプレス」に設置されている。
代金は後日、他のJCB加盟店利用分と一緒に請求される。盗難保険付きで、盗難や紛失によって不正利用された場合、損害金額をカバーする。
時計は対衝撃構造を採用。20気圧の防水性能を装備した。ワールドタイム機能やストップウォッチ機能などを備える。サイズは58.5×48×15.2ミリ。
エクソンモービルとJCBは、スピードパス機能を搭載したキーホルダーを販売中。新製品は、同機能をGショックに搭載した。
カシオとJCBは、FeliCa技術を使った非接触ICチップ搭載の決済機能付き腕時計を6月に発表している。
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