テレビやレコーダーなどAV新製品や映像事業戦略が語られた9月28日の東芝発表会には、同社CMキャラクターの藤原紀香さんが登場した。
壇上にさっそうと現れた紀香さんは「昨年の10月から引き続き、“映像の東芝”の顔ともいえるbeautiful“face”と、RDシリーズのキャラクターを勤めさせていただくことになりました」とあいさつ。
「本日発表の商品を見せていただきましたが、デザインもかっこよく素敵で、これを使ってのCM撮影がもうすぐあるのですが、とても楽しみにしています」
趣味は自宅でDVD鑑賞という紀香さんの愛用のAV機器は、もちろん“face”とRDシリーズのW録だ。
「こんなワタシでもあんないろいろな機能が簡単に使えてしまう。そしてなんといっても映像の素晴らしさに感激して、プライベートに仕事の研究にと大活躍してます」
最後は「1年間でこんなに商品が進化するということは驚くべきことで、これからの東芝の商品がとっても楽しみです。映像の東芝、私も期待しています」と、まるで台本のセリフを読むように無難にまとめた紀香さん。
2年連続のキャラクター採用の理由は、登場のあいだ中、目尻が下がっていた同社デジタルメディアネットワーク社藤井美英社長の「私の好みでもありますが、子供の目をもった純真さの一方でセクシーさをも兼ね備えた藤原紀香さんをCMキャラクターに選んだ」と言い切るコメントに集約されていた。さすが中年キラー。
発表会は紀香さん登場で盛り上がった(?)が、別会場では、新製品のほかに商品化間近の開発品や近未来のコンセプトモデルが参考出展されるなど、さながらCEATECの前夜祭、もしくは“プチCEATEC”といった様相を呈していた。
注目を集めていたのが、同社が今後のテレビ事業の命運をかけている次世代ディスプレイ「SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)」。先日のSED事業戦略説明会の時と同じ試作機が展示されていたのだが、今回はこれまた参考出展の「HD DVDプレーヤー」試作機からSEDへハイビジョン映像を映し出していた。
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